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2015.05.31 (シャニム51号掲載)

商品研究1 4Kテレビ


急速拡充する「4K放送チャンネル」
UHD-BRレコーダー発売も目前!?

 

 

  • 「スカパー! 4K総合&映画」チャンネルが実用放送をスタート
  • UHD-BRレコーダーの規格化が完了。2015年末にも販売開始か!?
  • 自社作品のUHD-BR化に積極的なハリウッドの大手映画各社

 

 4Kテレビの需要が急拡大しているが、その背景の一つに4K放送チャンネルの着実な拡充があげられる。昨年6月に4K試験放送として始まった「チャンネル4K」に続いて、この3月からは「スカパー! 4K総合」と「スカパー! 4K映画」の二つが新たにスタートした。

 視聴料金はそれぞれに異なり、チャンネル4Kは無料だが、スカパー! 4K総合はスカパー! プレミアムサービス加入者が無料、そしてスカパー! 4K映画は視聴1作品ごとに料金が発生するPPVとなっている。また、放送時間もチャンネルごとで設定が異なるなど(どれも現状は24時間放送ではない)、既存のフルHD放送と異なる面も多く、まだ使い勝手に優れるとはいえない。

 それでもリアルな4Kコンテンツに、身近に接する環境が整ってきていることは確かだ。さらに4Kテレビユーザーにとって朗報といえるのが、「ウルトラHD(UHD)ブルーレイ・プレイヤー」の規格化がまとまったことであろう。

 UHDブルーレイは解像度が3840×2160画素の4Kとなり、CES 2015で大きな話題となったHDR(ハイ・ダイナミック・レンジ/本誌50号P46参照)に対応。色域やフレームレートなども拡大されており、4Kテレビの実力を余すことなく引き出すことが可能である。

 UHDブルーレイ・プレイヤーの市販は現状では2015年末から年明けが有力視されている。また、ハリウッドの大手映画各社は自社作品のUHDブルーレイ化に積極的といわれており、2016年には4Kが当たり前の画質フォーマットとなっている可能性が高そうだ。

 それだけに今後のテレビの買い換え・買い増しでは、4Kが現実的な選択肢であることは間違いない。

 注意点としては現状、4Kチューナーの搭載・非搭載モデルが混在していること。非搭載の場合、4Kチューナー搭載レコーダー等を接続することで4Kチャンネルが視聴できる。
 

 (2015年5月末現在)

表1 放送中の「4K放送チャンネル」

 チャンネル名  Channel 4K  スカパー!
4K総合
 スカパー!
4K映画
 メディア  Ch.502
(東経124/128度CSデジタル放送)
 Ch.596
(東経124/128度CSデジタル放送)
 Ch.595
(東経124/128度CSデジタル放送)
 ジャンル  総合(4K試験放送)  総合エンターテイメント  映画
 内容  自然・紀行、ドキュメンタリー、音楽、スポーツ、ドラマ等  Jリーグ生中継、ドキュメンタリー、バラエティ等  旧作から新作まで名作を中心に、4Kスキャニングマスター版を放送
 放送時間  平日:12時~19時
土日祝:10時~22時
 連日:10時~24時  平日:12時~24時
土日祝:10時~24時
 視聴料  無料(要登録)  「スカパー! プレミアムサービス」等契約者は無料  PPV(税別500~700円/1作品)
 放送開始  2014.6.2  2015.3.1  2015.3.1

 

表2 4K・8K推進のためのロードマップ

 年  衛星  ケーブルテレビ その他
2015  スカパー! 4Kの実用放送開始  4K実用放送の開始  UHDブルーレイプレイヤーの規格化/ア
クトビラ4K、NETFLIXがサービス開始予定
2016  BSにて4Kと8Kの試験放送開始予定  8Kに向けた実験的取り組みを開始予定  UHDブルーレイプレイヤーの発売開始予定
2017  BS等において4Kと8Kの実用放送を開始予定    
2020  東京オリンピック・パラリンピックの数多くの中継を4K・8Kで放送予定    

※)総務省公表資料等を基に編集部で作成

 

 

 

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