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2013.09.10 (シャニム44号掲載)

商品研究2 ビジネスプリンター PR2


キヤノン

Sateraの人気A4カラー複合機が刷新
さらに使いやすくなった新モデル!

キヤノンの人気A4カラー複合機4モデルに後継機が登場
大画面カラー液晶パネル搭載で、好評のユーザビリティがさらに向上
無線LANの簡単セットアップやモバイルプリントが充実
高画質化や好評の省エネ性能アップも実現

 

 複合機やプリンターなど、ドキュメント機器ではカラー化が進む。もちろん社内資料などでモノクロ印刷のニーズは高いが、社外向け資料の印刷用途にカラー機を導入するオフィスが多い。

 ラインアップが豊富なカラー複合機で人気の高いモデルが、キヤノンが展開する「Satera(サテラ)」ブランドのA4カラー機MF8000番台シリーズである。白と黒のツートンカラーのスタイリッシュなボディに高性能が凝縮された同シリーズは、常に売れ筋上位にランクしている。

 このSateraのA4カラー複合機シリーズに後継機が登場した。ハイスペック機の「MF8570Cdw」をはじめとして、4モデルすべてが刷新された(表参照)。

 注目は、やはりシリーズ最上位機となるMF8570Cdwだ。スクエアフォルムの収まりよい筐体をそのままに、自動両面印刷機能や両面同時スキャン、無線LAN標準搭載といったフルスペックを継承しながら、基本性能や定評のあるユーザビリティなどがブラッシュアップされている。

 具体的には①操作パネル、②無線LAN、③画質──の3つが新製品のポイントだ。

キヤノンSateraの新ラインアップの主なスペック

 

POINT① 視認性のよい大画面パネル搭載

 まず、操作パネルに搭載されている液晶パネルが大型化された。もちろん、前モデルにも液晶画面は搭載されていたが、「画面が小さくモノクロ表示で使い勝手が今ひとつ」との指摘があったという。

 この声を受け、3.5インチの大型カラー液晶パネルを搭載した。7行の文字列表示が可能で、日本人には分かりやすい漢字表記に加え、アイコンやアニメーション表示による操作やヘルプのナビゲートが、これまで以上の使いやすさを実現している。パネルは斜め方向からの視認性も高く、大画面化とあいまって表示の見やすさも大幅に向上した点も見逃せない。

 また、ユーザビリティでは前モデルで好評だったワンタッチ操作も健在である。設定に何度もボタンを押したりダイヤルを操作しなければならない機能を、専用ボタンを前面パネルに搭載することで、簡単に設定操作を行える。

 例えば、「用紙節約コピー」ボタンは、両面コピー機能と複数ページを1枚に集約して複写できるページ集約機能を1つの画面で設定可能だ。両面2in1や片面4in1など、画面に表示された2機能を組み合わせたメニューから任意に選択するだけの簡単操作だ。

 同じく、機器使用後にワンタッチ操作でスリープモードなど節電状態に移行できる「節電ボタン」や、情報漏えい防止対策になる暗号番号入力による認証印刷を簡単に操作できる「セキュアプリント」なども搭載し、使いやすくすることで利用頻度を高めることができる。


視野が広く見やすい大型カラー液晶パネルは使いやすさだけでなく、
もともと洗練されたデザインをさらにスタイリッシュに見せる
 

 

POINT② 無線LAN関連機能が充実

 オフィスにおけるネットワーク環境が無線LANに置き換わる中、新モデルでは無線LANが使いやすく進化した。ブラッシュアップされた機能は、「セットアップ」と「モバイルプリント」の2つだ。

 セットアップについては、これまでのWPS(*1)に加え、「AOSS」と「らくらく無線スタート」にも新たに対応した。前者は、PC周辺機器メーカーのバッファロー社が開発した無線LANの自動設定機能で、様々な機器に採用されている。後者は、NECアクセステクニカ開発の無線LAN自動設定システムで、NECの無線LAN機器やモデムなどに搭載されている。

 こうした無線LAN設定の充実についても、ユーザーの声を反映してのこと。同社では、「無線LANはトレンドであり、今後もネットワークはワイヤレス環境へ移行する」と判断して、利便性を向上させたわけだ。
さらに、スマートフォンやタブレット端末などからダイレクトに印刷するモバイルプリント機能も充実している。

 同社独自のプリント専用アプリケーションソフト「Canon Mobile Printing」に加えて、新たに「Apple AirPrint」と「Google Cloud Print」に対応した。AirPrintはiPhoneやiPad向けアプリで、もともとアップル製品に搭載されている機能を使って端末内の資料などをワイヤレスでダイレクト印刷できる。

 Google Cloud Printは、Android端末など向けで、インターネット接続した機器からGoogle Docs(*2)やGmailといったアプリケーション経由でモバイル印刷できる機能だ。

 対応機能が広がったことでモバイル環境下でのプリントがしやすくなり、ドキュメント活用の利便性を高められる。

 

POINT③ 印字品質が高精細化

 基本性能として、複合機やプリンターの要ともいえる画質が向上したことも大きなポイントだ。

 従来機では、印字品質を左右するデータ処理解像度は600dpi×600dpiだったが、新モデルでは1200dpi×1200dpi相当に解像度がアップ。細かい文字やグラフなども高精細にプリントできるので、社外向け営業資料などの訴求効果を高められる。

 一方、MF8570Cdw以外の新モデルについてもブラッシュアップされたポイントに注目してほしい。

 液晶パネルの大画面カラー化やモバイルプリントの充実などは共通だが、エントリーモデル「MF8280Cw」と「MF8230Cn」は、さらに連続出力スピードが高速化された。いずれもカラー毎分14枚と、前モデルから2倍近くもアウトプットが速くなっており、生産性向上に貢献してくれる。

 また、同2モデルはトナーを同社の人気プリンター「LBP7110C」と共通化。ドキュメント環境をキヤノンでまとめているオフィスでは、消耗品を有効利用できる。

 そして、忘れてはならないのが省エネ性能だ。Sateraといえば、機器の消費電力が低いことで定評がある。新モデル投入のたびに節電性能も向上しており、今回の新モデルも同様。さらなる省電力化が実現された。

 MF8570Cdwでは、実使用環境に則した省エネ指標のTEC値で0.81kWhと同等クラスを圧倒。2006年当時のモデルと比べ、年間1500円ほど電気料金が安くなるという。

 使いやすさが増したA4カラー複合機のニューラインアップ。売れ筋上位にランクすること間違いなしの要注目モデルだ。

(*1)Wi-Fi Protected Setup。無線LAN機器の接続やセキュリティに関する設定を簡単に行える業界団体による統一規格
(*2)Googleが無料提供するウェブ上で動作するワープロ/表計算/プレゼンテーションなどのビジネスソフト

 

カラー入門機として好適な導入しやすい低価格モデル

 モノクロ機をメインに活用していても、ビジネスではカラーで印刷したいというケースもある。だが、「カラー機は導入費用もランニングコストも高いから導入を迷っている」といった声を聞く。

 こうしたユーザーにお勧めのモデルが、キヤノンのA4カラープリンター「LBP7010C」だ。

 最大の魅力は、イニシャルコストの安さ。実売価格は2万円を少し超える程度で、A4モノクロ機と大差がない。初期投資を抑えてカラー機を導入したいというニーズに好適である。

 パーソナルユース向けゆえに、印刷速度はカラー毎分4枚/モノクロ同16枚、給紙容量は150枚と控え目だが、個人のデスクに設置して使うには十分なスペック。何よりも、いざという時にカラー印刷できる利便性は大きい。

 さらに、デスクトップ設置を意識したコンパクト設計は秀逸だ。国内最薄クラス(*1)のボディ高は底面からトップまで223mmと圧迫感がなく、約10kgと軽量なので机上にも安心して設置できる。静音設計により、動作音はカラー印刷時で48dBと一般的なオフィスの騒音レベルとされる50dB以下。ファンレス設計により待機時は無騒音が実現されており、近くに置いていても業務を妨げることがない。

 デスクトップに限らず、カウンター下や本棚など様々な場所への設置が検討できそうだ。

 もちろん、省エネ性能はキヤノンのSateraならでは。待機時約6W、スリープ時約0.9Wという低消費電力によりTEC値は0.48kWhと、同等クラスの機種と比べて群を抜く節電能力を持つ。

 ネットワーク機能は搭載していないが、別売オプションの外付けプリントサーバー(*2)を装備することで有線LANに対応できるので、少人数での共有も可能だ。

(*1)国内A4カラーレーザープリンターにおいて。2013年1月現在。同社調べ
(*2)Silex社製の外付型プリントサーバー「C-6600GB」

 

 

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