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2012.11.30 (シャニム41号掲載)

商品研究1  ビジネスプリンター

省スペースや節電性能がさらに充実
最新機の導入で業務効率化が加速

最新モデルの注目ポイントは「省スペース」「節電」「コスト削減」
インクジェットタイプなど、A3機でも進むコンパクト化
待機時とスリープ時の消費電力低減で高い節電効果を実現
以前の最新機能の標準搭載化でコスト削減力も大幅にアップ

 

 やや落ち着いた感があったビジネスプリンター&複合機の新製品発表だったが、年末から年度末に向けてメーカー各社から最新モデルの投入が活発となってきた。

 最新機種を含め、ここ最近の注目ポイントは「省スペース」「節電」「コスト削減」である。もちろん、印刷やコピー速度などコア機能の基本性能も、リプレイスが検討される5年前のモデルから向上しており、この点だけを見ても買い替えや買い増しの価値はある。だが、これら3つはそれ以上に追求されており進化が著しい。

 まず、省スペースから順に見ていこう。オフィスの狭いSOHOや小規模事業者、設置場所が限定されることの多い店舗などにとって、複合機やプリンターなどのドキュメント機器にはコンパクトで設置の柔軟度が高いことが望まれる。

 特に、大きな文書や雑誌などの分割コピーが不要で利便性が高いといった理由でニーズが高まっているA3複合機に対して、省スペース化の要望が強い。

 この点、どのメーカーも様々な視点から小型化に取り組んでおり、最新モデルには努力の跡がうかがえる。例えば、コニカミノルタのA3モノクロ複合機「bizhub 1830(ファクス無モデル)」は、A3機ながらデスクトップ設置が可能な国内最小クラスのボディが実現されている。

 また、狭いオフィスにA3機を設置したいとのニーズにマッチしていると、人気が高まっているのがビジネスインクジェットタイプ。ブラザーやエプソンなどから製品化されている。このカテゴリーで人気の火付け役ともなったブラザーのA3カラーインクジェット複合機シリーズの現行モデルが「MFC-J6710CDW」だ。

 コンパクトと多機能で人気の機種だが、「省スペースのニーズにもっと応えたい」と、ブラザーは同等のスペックを持ちJ6710CDWより高さを抑えた「MFC-J6510DW」をラインアップに加えている。

店頭では、数々の最新モデルで複合機やプリンター売り場がにぎわっている。ヤマダ電機法人担当と相談しながら、最適な1台を見つけてほしい

 

最新機の節電性能は圧巻

 一方、最新モデルの節電性能アップは必見だ。ドキュメント機器での節電性能とは、待機時やスリープ時に消費する電力がどれだけ低いかということ。一般的に、オフィスの複合機やプリンターを使用する上では動作時間よりもジョブ待ちの時間が圧倒的に長く、いかにスリープ時や待機時の消費電力を抑えるかが省エネにつながるからだ。

 最新モデルの節電性能は、以前の機種に比べて掛け値なしに高い。もともと、省エネ分野はキヤノンが注力してきたもの。実際、本稿紹介のA4プリンター「LBP7010C」は、スリープ時消費電力0.9Wが実現されている。他ブランドも本格的な電力カットに取り組んでおり、最新機では軒並み消費電力が大幅に抑制されている。

 前述のインクジェットは、節電の点でも注目度が高い。待機時やスリープ時もさることながら、動作時の消費電力が数十ワット・レベルとレーザーなどに比べ圧倒的に低いからだ。

 後述のコスト削減力の高さとあいまって、インクジェット機の人気は上昇。エプソンなどは、A3とA4の両カテゴリーでラインアップを拡充するなどユーザー側の選択肢も大きく広がっている。

 こうした設計面での省エネ性能だけでなく、最新モデルには節電を意識した多彩な機能が装備されていることも、以前の機種から進化した点といえる。例えば、「節電ボタン」の搭載だ。ブランドにより割り当てられている機能に差はあるが、利用後に同ボタンを押すだけで節電モードへ移行できるといった具合に、簡単に節電に取り組める。

 OKIデータは早い時期から節電ボタンを筐体前面の操作パネルに配置するなど、使いやすさに配慮したモデルを製品化しており、最新機も例外ではない。

 また、待機状態が一定時間続くと自動的にスリープなどの省電力モードへ移行する機能は以前から装備されているが、最近の機種では移行時間をユーザー側で変更できる。

 通常は、最短時間に設定してムダな電力消費を抑制し、プリントやコピーなどのジョブが集中する時間帯には移行時間を長くして利便性を重視するといった工夫が可能。最新機へ買い替えるだけで消費電力を削減でき、使い勝手を犠牲にすることなく節電できるわけだ。

 


進む最新機能の標準化

 節電性能の高さはコスト削減にもつながるが、最新モデルは消費電力削減による電気代カット以外にもコストを抑制できることが魅力である。

 以前の機種ではハイエンドクラスなど、一部のモデルに限定搭載されていた機能が普及機やエントリークラスにも搭載され、標準化が進んできたからだ。

 その好例が、自動両面印刷機能といえる。この機能を活用するだけで用紙消費量を半減でき、1枚に数ページ分を集約して印刷やコピーができる割付印刷(*1)と併用することで、用紙コストはもちろん出力の動作時間なども大きく減らせる。

 割付印刷に抵抗を持つユーザーもいるが、資料作成時に文字を大きめにするなどの工夫をするだけで、複数枚をレイアウトしても見やすくなる。自動両面と割付印刷の併用は、ぜひ試してほしい機能だ。

 この他、印刷時の使用トナー量を通常より抑制するトナーセーブ機能の搭載も進んでいる。また、今後は複合機のスキャナーやコピー、ファクスの手間を削減する「両面対応ADF」にも注目しておきたい。

 以下、ヤマダ電機が勧める機種を紹介している。これらを含め、ラインアップが充実する最新モデルの実力を店頭で確かめてはいかがだろうか。

(*1)この他、ページレイアウト機能などとも呼ばれ、1ページに割り付け可能なページ数はブランドやモデルにより異なる

 

 

 

 

 

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