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2009.02.20 (シャニム26号掲載)

コスト削減、環境対策、利便性を 実現する最新ツール。デジタルOA機器 大全集!Part2

コスト削減、環境対策、利便性を 実現する最新ツール/デジタルOA機器

 

Part1. ビジネスプリンター(複合機)
Part2. ビジネスプリンター(シングル機) 
Part3. データプロジェクター 
Part4. 通信ツール 
Part5. デジタルビジネス小物
Part6. ビジネスソフト

 

Part2. ビジネスプリンター(シングル機) 

小型化で設置の利便性がアップ
両面プリント機能の搭載も進む

 

 ビジネスプリンター(以下、シングル機)の魅力は、MFPを凌駕する高速な出力スピードだ。A3機のハイエンドモデルでは、カラー出力速度30枚/分前後という高性能を備える機種も登場している。

 A4機に関しては、カラー機の価格ゾーンが下がり導入しやすくなってきた。カラー出力はそれほど高速ではないが、モノクロメインに時々カラーで印刷したいというオフィスには最適である。MFPに人気が集中しておりシングル機が敬遠されがちだが、両機を併用(*1)することでドキュメント活用の利便性は大幅にアップするので、ぜひともシングル機にも関心を寄せてほしい。

 09年、シングル機の注目ポイントは「小型化」「環境トナー」「両面プリント」などだ。
 まず、小型化はA3/A4機ともメーカー各社の小型化追求により、デスクトップに無理なく設置できるモデルが増加。オフィス内での取り回しの利便性が向上している。例えば、エプソンやOKIデータなどの最新A3モデルは、高性能を備えたデスクトップサイズ機としてお勧めだ。

 A4カラー機では、この小型化の傾向が顕著である。コニカミノルタの新製品「magicolor 1600W」は、同社の従来機から容積比で約30%のサイズダウンにより国内最小(*2)ボディを実現。キヤノンの「Satera LBP 5050」は高さ約26cmと、デスクトップに設置し座ったまま使えるなどパーソナルユースに最適なコンパクト機が揃っている。

低ランニングコストの実現も

 シングル機でもコスト削減や省エネは、重要なキーワード。これを実現しているのが「環境トナー」や「両面プリント」だ。

 環境トナーとは、回収やリサイクルなどトナーの扱いに配慮することで環境負荷を軽減する取り組み。例えば、カシオ計算機はカーボンオフセット付き「回収協力トナー」を展開している。カーボンオフセットは、購入したトナー利用時に発生する二酸化炭素の排出分を、同社が排出権を取得することで相殺するもの。

 さらに、使用済みカートリッジの回収を前提にトナー価格を抑制(*3)したのが回収協力トナーだ。トナー代金が安くなるため、1枚当たりの印刷コストも下がる。つまり、回収協力トナーの利用により、環境

 エプソンも「環境推進トナー」を用意。これを利用することで、環境対策と低ランニングコスト化を実現可能だ。シングル機だけでなく、MFPも含め幅広く対応機を揃えている。
 また、「両面プリント」は、シングル機でも搭載が進んでいる。そのメリットはPart1で述べた通りだ。同機能を使うだけで用紙消費量が半減するだけでなく、割り付け印刷との併用により用紙の使用量を大幅に削減することが可能だ。
 

メーカー各社は、トナーの無料回収など様々な環境対策に取り組む

 この機能はハイエンドや多機能モデルばかりでなく、汎用モデルにも搭載機が登場。例えば、ブラザーのA4モノクロ機の新製品「HL-5350DN」は実勢価格2万円台ながら、両面プリント機能を持つ。
 ますます使い勝手が進化しているシングル機。オフィス内の共有プリンターとしてのみならず、パーソナルユースなど積極的に活用してビジネスに役立ててほしい。

 

[ 写真 ]メーカー各社は、トナーの無料回収など様々な環境対策に取り組む

(*1)弊誌25号に関連記事を特集しているので参考にしてほしい。
(*2)2008年12月1日現在。国内A4カラーレーザープリンターにおいて
(*3)従来、ユーザーはトナー代とカートリッジ代の両コストを負担していた。これを、カートリッジの所有権をメーカー側が持つことで、ユーザーはトナー代だけを負担すればよく、カートリッジ相当分のコストを削減できることになる

 

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